私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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克服する知恵

2021/7/14
城跡公園20-8
先ほどから、遠雷、遠くで雷の音が聞こえます。雷がけたたましい音と共に近くの木に落ちた事が有ります。今でもその場面は鮮明に覚えています、怖かった。地震、雷、火事、親父、という言い回しが有ります。怖いものの順番を言い伝えています。親父が怖いかどうか、現在は、言い伝えられているほど一般的では無いと思います。
自然災害の恐ろしさを伝えるのであれば、今日では、親父の代わりに大雨や津波が替わるものとして挙げられると思います。東日本大震災の際に、昔の地震による津波を知らせた石碑が紹介されていました。
火事の原因は、熱波や乾燥による自然発火によるものと火を間違って扱う人的なものとに分けられます。こうして考えて行くと、富士山も活火山ですからいつ噴火するか分かりません。その噴火による被害は絵などによっても伝えられています。
災害は、自然発生ならあきらめも納得も出来ます。昔から起こって来ているし、また、同時に昔から克服されて来ている事柄です。しかし、人工的な災害はその災いをもたらした人々への憎悪感をもたらします。原爆や原子力発電所の事故は人工の災害としては最悪なものです。だからと言って、克服しなければならない現実としてある事は、変わりが有りません。原爆は克服出来ています。やはり、現実を前に進めて行く気は、憎悪感ではなくて人の知恵です。




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