私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~
このブログは著作権を主張しています。
新しい作品制作9:画の六法の「伝移模写」を考える④
2021/10/31伝移模写を、<制作者及び鑑賞者として、リアルな絵を創造する、発想力を問いそれを契機とする創意工夫を問う>として、意味付けました。この意味付けを評価します。基本は、リアルな絵の創造ですから、対象物の表現内容としては、感性認識された美しさや良さのリアリティ、その生命力としての気韻生動です。技術力としての、描写デッサンー応物象形・素描クロッキーー骨法用筆・構成構図ー経営位置・表現材料ー隋類賦彩...
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作品制作を考える
投票率
2021/10/31空を見上げると虹が見えました。半分ぐらいかかっていました。綺麗なものです。何か普段と異なった良き出来事と遭遇すると何だか嬉しくなります。今日は衆院選の投票日です。投票を済ませています。最も気になるのは投票率です。若い人達に投票を呼び掛ける訴えがマスメディアを通して流れていました。政治は経済と結びついていて私達の最も身近な社会の仕組みです。その政治家を我々国民が選ぶのは、我が国の在り方とし...
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日々の生活
新しい作品制作9:画の六法の「伝移模写」を考える③
2021/10/30<リアルな絵の創造と関わる、その作品の絵の考え方や思想と関わる創意工夫が対象物の表現内容と関わってどうなのか>という問題意識を昨日書きました。これは、作品を鑑賞する時の私なりの視点です。この意識の問題点は、対象物の表現内容と関わってどうなのかというこの部分です。制作者としては、リアルな絵を創造する意味付けされた気韻生動・応物象形・骨法用筆・経営位置・隋類賦彩を通して、発想力を契機とする創...
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作品制作を考える
過行く日々
2021/10/30< 月日は百代の過客(はくたいのかかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり。(月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎゆく年もまた旅人のようなものである。>松尾芭蕉の「奥の細道」の冒頭の一文です。この時間の感覚というものは今も昔も変わっていません。永遠なるものは月日、一年一年を出会う旅人として認識しています。生きていた空間も過行く時間として認識しています。この文が、ふっと思い出されました。コロナ禍...
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日々の生活
新しい作品制作9:画の六法の「伝移模写」を考える②
2021/10/29このブログのカテゴリー「ある画家の絵画作品を考える 」の作品選びは、最初は私の興味や関心を基に選んでいました。そして、ただ単に作品紹介だけの内容でした。自分にとってどういう意味が有るのかを問うた時に、意味が無いと判断して、それまでの紹介作品をブログから削除しました。そして、作品を考えるような内容として、このカテゴリーの意味付けをしました。しかし、作品を考えると言っても、何を考えるのか、こ...
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作品制作を考える
「失われた時を求めて」第三篇 文庫第七巻 プルースト 吉川一義 訳 (岩波文庫)
2021/10/29第三篇「ゲルマントのほう」 *第三篇は文庫第七巻までなのですが、一気に感想文として記事にすると長くなりそうなので、2回に分けて、第五巻・第六巻と第七巻、それぞれの感想文とします。今回は第七巻です。第七巻 ゲルマントのほうⅢ お話しの前半は、三人の女性との関係の展開を描いています。一人の女性は、すでに手に入った快楽として憧れの対象にはならずに、貴重なものとして描かれません。もう一人の女性は、...
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趣味(読書・映画・音楽)
クロード・モネの作品「サン・タドレスのテラス(海辺のテラス)」を考える
2021/10/28キャンバスに油彩 98.1cm×129.9cm 1867年メトロポリタン美術館(アメリカ)多色摺り(ずり)の木版画-錦絵(浮世絵の一つのジャンル)―を収集していたモネは、その錦絵から影響を受けています。だからだと思いますが、感情が移入しやすい絵になっています。陽光というものを感じさせます。まぶしい陽の光です。主題(テーマ)はその陽の光です。ここが、創意されています。題材は、テラスの草花・テラスの人物・海・...
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ある画家の絵画作品を考える
新しい作品制作9:画の六法の「伝移模写」を考える①
2021/10/28制作意識の探求は、意識化された方策実践と関わって、大切な精神活動です。絵の生命力の気韻生動は、絵の基本としての生き生き感であり、対象物の表現内容としては感性認識された美しさや良さのリアリティです。技術力としての応物象形・骨法用筆・経営位置・隋類賦彩は、こうした枠組みで考えています。まだまだ、はっきりとしないのが伝移模写の方策です。現状では、倣い取り入れる古今東西の作品の生命力技術力発想力...
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作品制作を考える
ピエール=オーギュスト・ルノワールの作品「海辺にて」を考える
2021/10/27キャンバスに油彩 92.1cm×72.4cm 1883年メトロポリタン美術館(アメリカ)<描かれている女性のモデルはルノワールの恋人であり、1890年に結婚するアリーヌ・シャリゴである。>ルノワールの人物は、魅力的です。色彩の優しさ柔らかさに乗じて、人物の顔が目に入るように工夫されています。美しい作品です。風景と人物との組み合わせは、ルノワールの作品に多く見られます。...
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ある画家の絵画作品を考える
空の良さ
2021/10/27このカテゴリーに張り付けている画像、主に空の写真を張り付けています。そろそろ、内容の異なる写真を撮ってみようかなぁと考えていました。ところが、上に張り付けている画像のように、公園に来て空を見上げると雲の表情が有り良い空でした。空は、雲の表情が無いとなかなか感情が移入出来ません。空を見ていて良いなぁ美しいなぁと感じる空は、雲の広々とした拡がりや大きさが有ります。そして、そう感じる土地はやは...
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日々の生活
プロフィール
山﨑敏雄
〇元大阪府立高校教諭(全日制普通科)
〇美術を教えていました
〇2020(令和2)年5月16日~ブログ開始
〇1953(昭和28)年1月生
最新情報
モーリス・ドニの作品「木の葉に埋もれたはしご」 (03/27)
春の声 (03/27)
ピエール・ボナールの作品「南の風景」 (03/26)
美しく青きドナウ (03/26)
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