私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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新しい作品制作5:考察⑧

2021/2/28きょうは、制作していて気づいたのだけれど、つくづく絵は創り上げて行く創造行為だと知りました。先の下絵を基に絵を創っているのですが、実際の絵創りは、構図と色と形の探求、つまり、精神活動だと気づきました。何を表現するのか、その表現内容の意識が、まず、有ります。それは、モチーフの動機としての発想感動イメージに依拠しています。この2点は、絵創りの前提です。これは、変わりません。下絵を基に、表現内容...

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言い伝え

2021/2/27私が通っているスポーツクラブの平日の昼間は、私も含めて高齢者が殆どです。その中で、肩を痛めた人やひざを痛めた人や腰を痛めた人がいます。その中で、肩を痛めた人は、おそらく、見ていると、泳ぎは殆ど背泳ぎをされていましたが、肩の使い方に無理が有ったのだと思います。一方の肩が動かせなくなりました。我流で泳がれていて、動かせる体の部位だけを使って泳いでいたものだから、無理が祟ったのだと思います。私...

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新しい作品制作5:下絵

2021/2/26新しい作品制作5:下絵  キャンバスにアクリル絵の具 2021年/2月 53cm×41cm P10下書きを基に、空の明るさを表現する為に、水溜まりを描いています。面白い絵になっています。制作計画は、①この下絵を基に、空と雲から入って、マットメディウムを混ぜます。水溜まりの空と雲も並行して描き進めます。水溜まりもマットメディウムを混ぜます。②鉄棒と、少女にはグロスメディウムを混ぜます。少女の顔はもう少...

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伝承

2021/2/26ユーチューブには様々な番組が有ります。その中で神道について説明をしている番組を見つけました。この神道を説明している番組も多くあります。私はその中で良いなぁと思った番組で説明を聞きました。仏教は、仏の教えで、キリスト教はキリストの教えです。そんなふうに、他に答えを求めないで、自分の心の声を聞き、その声と向き合って、自問自答し続ける事こそが、神道だと説明されていました。「鏡・かがみ」から「が...

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穏やかな日々を

2021/2/25今日の空は綺麗です。お天気も良くとても良い日差しが有りました。公園には、よちよち歩きの幼児達と若い母親達が多く見られました。大縄跳びで遊んでいる幾組かの親子達、見ていると穏やかな平和を思います。私が住んでいる郊外の市もやっとコロナの新感染者数が、昨日は0になりました。2度目の緊急事態宣言に至るまでと至ってからも、これが感染症なのかと思い知らされる程、あれよあれよと言っている間に感染者数と死...

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新しい作品制作5:考察⑦

2021/2/24画面空間について、考えています。遠近法を使うと、対象のイメージは写実的描写になります。遠近法を使わないと、構成になります。しかし、この構成の基は構図です。まぁ、あまり難しく考える事なく、自身を反省すると、ここ最近は構成という手法を忘れていました。私が好きな絵は、画面空間の在る絵です。この基準を出発点として進めると、判断すれば良いのではないかと思います。あっち見てこっち見て、うろうろしてい...

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縁がいい

2021/2/24私が自防販売機で缶コーヒーを買っているところに、幼児達3人が近寄って来ました。その中で一番幼い子が私の買っている様子をじっと見ていました。私が、缶コーヒーを取り出してその場から立ち去ろうとすると、その子が「黄色のーーー」という声が聞こえました。ベンチに腰掛けてコーヒーを飲んでいると、ちょうど、私の前にその母親が居て、戻って来たその子の上の子供達と一緒に帰り支度をしていて、その子に戻って来る...

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新しい作品制作5:考察⑥

2021/2/23ワシリー・カンディンスキー「Transverse Line - 横線」抽象絵画は、写実的でもないし、遠近法も有りません。色と形を構成する絵です。絵そのものの空間というよりは、構図が問題となります。構図という考え方から、色と形だけを取り上げて、その色や形の画面上の位置や大きさを評価して、絵としての良さや美しさを創り上げています。一時期は、世界的に流行りました。この抽象絵画の国際展においては、面白いもので色と...

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波乱万丈

2021/2/23波乱万丈という言葉が有ります。今、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の一巻目を読み終えて、後書きを読んでいます。確かに、そこに記されているように、主人公の外面的な生活の現れは、凄く一般的で普通です。ところが、多くの人々の生活は、程度の差こそ有れ、その浮き沈みは、波乱万丈という言葉が持つ劇的なイメージではなくて、平々凡々な生活だと思います。むしろ、その日々の生活との関わりにおいて...

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新しい作品制作5:考察⑤

2021/2/22画面空間というものが絵画には有ります。この絵の空間は、近くに見える物をはっきり表現し遠くに在る物をぼやかして表現する空気遠近法と、近くに在る物は大きく表現し遠くに在る物は小さく表現する線遠近法があります。こうした絵の画面空間を表現する絵と画面空間を表現しない絵が有ります。例えば、画面空間を表現しない絵としてピカソのゲルニカが有ると思います。ゲルニカこの作品はよく知られていますが、遠近法を...

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