2023/04/30 ある画家の絵画作品を考える 渡辺 始興(わたなべ しこう/もとおき)の作品「草花図屏風」(琳派) 2023/4/30紙本金地著色 二曲一隻 江戸時代 192.1cm x 206.8 cm フリーア美術館(アメリカ)<江戸時代中期の絵師~~光琳から学んだ装飾的手法を写実的に生かすことで、琳派の装飾性に活き生きとした生新しさを加えている。wiki>きれいな作品です。確かに、装飾性手法に写実を生かすことで生き生きとした絵になっています。この工夫が才能です。... 続きを読む
2023/04/29 ある画家の絵画作品を考える 尾形 乾山(おがた けんざん)の作品「花籠図」(琳派・重要文化財) 2023/4/29紙本着色 49.2cm×112.5cm 福岡市美術館<江戸時代の陶工、絵師~~6歳上の兄は尾形光琳である~~遊び人で派手好きで遺産を放蕩に費やした兄・光琳~~内省的で書物を愛し隠遁を好み、霊海・逃禅などと号して地味な生活を送った wiki>画面のデザインが巧みに工夫されています。変化と調和です。動きがあり生活感に繋がっています。... 続きを読む
2023/04/28 ある画家の絵画作品を考える 尾形 光琳の作品「群鶴図屏風(ぐんかくずびょうぶ)」(琳派) 2023/4/28左隻 鶴九羽右隻 鶴十羽六曲一双 紙本金地着色 各166cm×371㎝ フリーア美術館(アメリカ)<形態による音楽を明確に意識した大画面の装飾的な屏風絵を得意とし~~>デザインセンスと都会的洒脱な雰囲気という性格と生き生きした絵の質が魅力です。... 続きを読む
2023/04/27 ある画家の絵画作品を考える 喜多川相説( そうせつ)の作品「四季草花図押絵貼屏風(おしえばりびょうぶ)」(琳派) 2023/4/27押絵貼紙本著色 六曲一双 江戸時代17c 92.7cm×36.9cm 東京国立博物館押絵貼: 屏風などに書画を貼りつけたもの。また、いろいろな形を厚紙で作り、中に綿をつけて高低をつけ、美しい色の布でつつみ、板、厚紙などに張りつけた絵。羽子板、壁掛、小箱のふた等に使う<江戸時代前期の琳派の絵師~~墨画淡彩の瀟洒な草花図を得意とし、屏風の1扇ごとに別の草花図を貼り付ける押絵貼屏風の作品も多い wiki>職人的... 続きを読む
2023/04/26 ある画家の絵画作品を考える 俵屋宗雪の作品「龍虎図屏風」(琳派) 2023/4/26 紙本墨画 六曲一双 江戸時代17c 149.3cm×339.3cm 東京国立博物館<江戸時代初期の琳派の絵師~~俵屋宗達の後継者で、その弟とも弟子とも言われるが定かでない。宗達存命中は、工房を代表する画工の一人だったと考えられる wiki>実に勇壮(雄々しく盛んな様子)で生き生きとした活気があります。... 続きを読む