私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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「おもしろい」と「おかしい」

「おもしろい」〇楽しい。愉快だ。"昨日見た映画はおもしろい・かった"〇興味をそそる。"興味深い。何かおもしろい・い話はないか"〇こっけいだ。おかしい。"おもしろい・いしぐさで人を笑わせる"(多く,打ち消しの語を伴う)〇心にかなう。好ましい。望ましい。"病状がおもしろい・くない" 〇景色などが明るく広々とした感じで,気分がはればれとするようだ。明るく目が覚めるようだ。"十日あまりなれば,月おもしろい・し / 土...

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マルク・シャガールの作品「サン=ポールの空と太陽」

油彩、キャンバス 73cm×115.5cm <シャガールの絵は、空想的であり夢のような構成で描かれており、外の世界において実在する物や、代わり映えのない景色よりも、彼の内的感情が表現されているものとなっている。MUSEY>表現は自由だとする、その自由には人としての優しさや他への思いやりや愛がなくては意味を成さない。そんな考えの価値を知る絵です。...

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牛乳の器

116cm×121cm ?年 - 1919年 Tate Britain (イギリス)<女性が足元に座っている猫にミルクの器を運ぶシーンが描かれている~~あたたかな日が差している部屋の様子は、あたかも「くつろぎ」「喜び」「快楽」と言ったテーマを表しているかのようだ。しかし、その一方で、女性の描き方から、ミステリアスで奇妙な雰囲気も感じられる。MUSEY>猫が画面の下ほぼ中央に描かれています。解説を読むまではなかなか気づきませんでした。...

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ピエール・ボナールの作品「窓」

油彩、キャンバス 108.6cm×88.6cm 1925年 テート・ギャラリー (イギリス)<この作品では、ボナールは南フランスの強い日差しの中で室内と戸外を結びつけている。本作は、画面中央で画家の妻マルトがバルコニーから景色を見ている町、ル・カネの賃貸アパートで制作された。MUSEY>題材が日常生活の一場面です。室内と戸外を構図と色彩で分けています。それぞれの光の質の違いを色彩で表現しています。 ...

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「絵の世界」を考える④

現在制作している絵は、満天の星空、その星空の下を歩く一人の女性、海をモチーフにしています。元々は、バラ園のバラを背景にして歩いている二人の女性達を見て良いと感じたからです。この光景が印象として残り絵にしようとしました。ふと思い付いたのですが、これらを一つにした絵を創っても楽しい、かも知れません。やはりこうして想念を書き込んでイメージを膨らませる事は必要です。主題は創りながら創り上げてゆくものです。...

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ピエール・ボナールの作品「白い猫」

油彩、厚紙 51cm×33cm 1894年 オルセー美術館 (フランス)<ボナールは歪みを使って、猫のユーモラスなイメージを作り出している。猫は、頭は肩に引っ張られており、隙間のような細い目や狡猾な表情を持った、誇張された足に支えられた奇妙な動物となっている。それは、飼いならされているようであり、野生のようでもある。MUSEY><「コミカル」の意味は、「明るく滑稽で笑いを誘う様子」です。>和やかさを猫をモチーフとし...

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「絵の世界」を考える③

『その主題をモチーフを通してどのように表現するのか』は、何をどうするのかという絵創りにかかわるビジョン(構想)と言い換える事が出来ます。写真のような絵という言葉使いが有ります。歴史として見ると写実や自然主義や古典と見栄えは似ていますが質が異なります。写真のような絵創りというものはどうすれば写真のような絵を創れるのかという技術の問題にとどまります。写実や自然主義や古典は誠を写すという意味でその対象の...

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ピエール・ボナールの作品「クリシー広場」

油彩、キャンバス 138cm×203cm 1912年 ブザンソン美術考古博物館 (フランス)<眺めは、ブラッセリー「ウェプレール」のテラスからのものである。その天幕が画面上部に描かれている。天幕には「夕食」、「ブラッセリー」という文字が裏側から見える。天幕の水平性は、画面の下半分を横切る人々の配列に繰り返されている。ウェイターは左端に、もう1人は右に立っている。MUSEY>この光の表現に目を奪われます。そして、色合いが...

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「絵の世界」を考える➁

<ロマン主義(ロマンしゅぎ、英: Romanticism、仏: Romantisme、独: Romantik、伊: Romanticismo、西: Romanticismo、葡: Romantismo)主として18世紀末から19世紀前半にヨーロッパで、その後にヨーロッパの影響を受けた諸地域で起こった精神運動のひとつである。それまでの理性偏重、合理主義などに対し感受性や主観に重きをおいた一連の運動であり、古典主義と対をなす。恋愛賛美、民族意識の高揚、中世への憧憬といった特徴を...

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ピエール・ボナールの作品「庭」

油彩、キャンバス 127cm×100cm  1936年 パリ市立近代美術館 (フランス)<色彩自体が目的であり、世界を体験する方法であった。この作品の密度の高さは、絵画よりも複雑に織られたタペストリーのようである~~たとえば、画面中心に向かって狭くなるように伸びている左下隅からの線は、蛇のようなものではなく、道であることがわかる。MUSEY>驚きを持って見る色彩の世界です。何を描いているのかよく分からないが見入ってしま...

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