私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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絵の世界を考える・27

ウィレム・デ・クーニングが1953年に制作した作品「女性3」です。先ほどのジャクソン・ポロックと同じ抽象表現主義を代表する画家の一人です。具象、半具象、抽象という見た目の絵の形式上の分け方がありますが、意味が無いと考えています。同じ絵の考え方でもその表れ様は個性があります。この絵もよく分かるし抵抗感も無くすっと入って来ます。女性のイメージが表現されていて生き生きとした躍動感があります。...

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絵の世界を考える・26

 ジャクソン・ポロックが1948年に制作した作品「Number 17A」です。アクションペインティングとして日本でも流行しました。<フォーヴィスムやドイツ表現主義の流れを組むこともあり、内的感情を前面に押し出した抽象的な様式のため"抽象表現主義”と呼ばれる。Artpedia >たえず、絵画世界は流動しています。だからと言って美術史を学習しているのではありません。その時々ごとの絵画世界の流行が自分にとってどうなのか、そ...

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絵の世界を考える・25

今回の絵の制作は、モチーフをドライフラワーにして色彩豊かに色彩の響きあいを主題として、行ってみようと考えています。まずは、この考えを軸として展開して行きます。現在の絵や過去の絵を見る事は価値を発見する事に繋がります。その絵が私にとってどのような価値があるのかどうか評価して行きます。...

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絵の世界を考える・24

「Snow White Cover」(2011年)カミュ・ローズ・ガルシア(1970年11月18日生まれ。)はアメリカの画家、彫刻家。ロサンゼルス在住のロウブロウ・アーティスト。<ロウブロウ・アートの定義は、地域や場所によって違いが生じるものの、基本的には「ロウブロウ(無教養)」という言葉が示しているように、アカデミックな美術教育を受けていない美術家、またはファイン・アートの形式から外れた美術作品のことをさす。ロウブロウ・ア...

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絵の世界を考える・23

マリオン・ペック(1963年10月3日生まれ)はアメリカの画家、ポップシュルレアリストの作品「マーク・ライデンのパートナー」です。非常に面白い絵です。まさにこの画家の絵の世界です。ユーモラス(微笑ましく可愛い)な絵です。こんなイメージやあんなイメージの表現は、制作を楽しんでいます。気難しくなく構えてもいない。こんな絵にしようとするイメージが自由なモチーフの選択と表現に繋がっています。今回の制作は、この制...

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ジャン=フランソワ・ミレーの作品「晩鐘」

油彩、キャンバス 55.5cm × 66 cm 1857-59年 オルセー美術館<バルビゾンに隣接するシャイイ=アン=ビエールの平原に、晩鐘が鳴り響き、それを合図に農民夫婦が手を休め、「主の御使い(アンジェラス・ドミニ)」で始まる祈りを捧げる様子を描いた作品である。Artpedia >自然と対峙してまたは自然と共に生活する農民の敬虔(神仏を深くうやまい仕える)な姿が描かれています。その信仰心がよく分かる絵です。...

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絵の世界を考える・22

リアリティー(reality)はgoo 辞書によると<現実感。真実性。迫真性。レアリテ。「描写に―がない」>という意味です。そして、リアリズム(realism)はgoo 辞書によると<1 ⇒現実主義2 ⇒写実主義3 哲学で、実在論。また、実念論>という意味です。更に写実主義はgoo 辞書によると<現実をあるがままに再現しようとする芸術上の立場。特に、ロマン主義への反動として、19世紀中ごろにフランスを中心として興った思潮をさす。文...

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