私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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今回の制作について

モチーフを卒業アルバムの画像から一つ選んでいます。その画像から何を表現しようとしているのかを考えています。それは、”楽しい”です。そのモチーフの画像を描き写すだけでは意味はありません。その描き写す意味を意識しなくてはいけません。そのモチーフを通してどのように”楽しい”を表現するのかが今回の制作の課題です。...

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天狗草紙絵巻

<『天狗草紙』(てんぐぞうし)は、鎌倉時代の代表的な絵巻物である。京都・奈良の大寺の僧侶達を、鼻の長い「天狗」に例えて、その驕慢さを風刺・非難したものである。永仁4年(1296年)に完成した絵巻物。一連の絵巻は7巻が現存する。wiki>時の権力者への風刺や非難も伝えられている文化の一つです。こうした非難や風刺の自由がある事に価値があります。こうした我が国の精神風土は伝えて行かなくてはならない。...

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絵師草紙

絵師の家族と親類縁者たちが酒宴で大喜びする様子 30 cm×788cm <絵師草紙(えしのそうし)は、ある宮廷絵師の所領をめぐる悲喜劇を主題とした鎌倉時代末期(14世紀前半)の絵巻物。wiki>こうしたお話が絵巻物として語り伝えられて来ています。線による表情と動きの表現力は素晴らしい。今日に蘇らせ一冊の単行本に置き換えられるときっと読んでみたくなります。...

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地獄草紙:じごくぞうし(奈良国立博物館)

地獄草紙 奈良博本 鉄磑所 平安時代~鎌倉時代 12世紀1巻 紙本 著色 墨書 巻子 26.5cm×454.7cm <人間は生前の行いにより、六道と呼ばれる六つの世界のどこかに死後生まれ変わるという考えが仏教にある。六道とは、天道、人道、畜生道(ちくしょうどう)、阿修羅道(あしゅらどう)、餓鬼道(がきどう)、地獄道(じごくどう)という六つの世界。その一つである地獄は生前に重い罪を犯した者が堕(お)ちる転生先で、なかには様々...

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