私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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アンドリュー・ワイエスの作品「踏みつけられた草」の絵の世界を考える

2021/11/30パネルにテンペラ 50.8cm×46.35cm 1951年この動作を絵の題材とする繊細な感性の独自性。自由な考え方が有ります。ヨーロッパには見られない映画の一場面のような感覚だと思います。アメリカ絵画はヨーロッパ絵画に見られる伝統の重さや深みが自由な考え方に置き換えられていると感じています。...

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もう、2年です。

2021/11/30上の画像は少し前に行った善峯寺の紅葉の写真です。山寺なので空気が新鮮で冷え込んでいます。近隣の紅葉よりは、画像で見ても新鮮で綺麗なものです。かなりの人々がおそらく近隣の紅葉の名所を観光されたと思います。観光地も少しは賑わいを取り戻しつつあります。私は以前ほどお酒も飲まなくなっているので、歓楽街がどんな様子なのか知りませんが、報道によると同じように少しは活気が戻って来ているようです。オミク...

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アンドリュー・ワイエスの作品「海からの風」の絵の世界を考える

2021/11/29パネルにテンペラ 47cm×70cm 1947年ワシントン・ナショナル・ギャラリー (アメリカ)コンセプト<概念ー物事の概括的な意味内容。意図。構想。テーマ。>があって、写実という技法があって、この絵の世界があると捉えています。個性。独自。独創性。作品の題名通りの世界が絵として創られています。制作しながら考えながら絵のコンセプトを認識しています。発想があって制作過程において構想が生じていると考えていま...

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イメージはイメージ

2021/11/29ジムで水泳のレッスンを受けていた時、こうすれば良いと指摘された体の動かし方が有りました。イメージをするとうまく行きそうにも有りません。しかし、実際に行なってみると上手く行う事が出来ました。頭の中で想像する像としてのイメージ、そのイメージは現実とは異なっています。記憶として思い出し想像するイメージもイメージであって現実ではありません。例えば、Aさんを思い出し想像するイメージは、そのAさんと毎...

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アンドリュー・ワイエスの作品「クリスティーナ・オルソン」の絵の世界を考える

2021/11/28パネルにテンペラ 63.5cm×83.8cm 1947年カーティス・ギャラリー (アメリカ)題名の「クリスティーナ・オルソン」は、ワイエスが頻繁に用いた隣人のモデルです。この絵の世界も独自な世界を有しています。そして、絵に生命力が有ります。写実的に形が描写されています。その写実という手段を通して、モデルがじっと見つめる風景が想像されます。じっと、見つめている風景は描写されていません。絵の世界観です。...

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2021/11/28謙虚の意味は、<控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。>です。私は、他との関りにおいて構えてしまう、肩に力が入ってしまう時が有ります。体を動かす運動の時もそうなってしまう事が有ります。共通点は、慣れない事をする時です。慣れない運動や他との関わりで、構えて肩に力が入ってしまいます。構える 肩に力が入る 緊張する、この癖を治そうとして...

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アンリ・ルソーの作品「猿のいる熱帯林」の絵の世界を考える

2021/11/27キャンバスに油彩 129.5cm×162.5cm 1910年ワシントン・ナショナル・ギャラリー (アメリカ)自然と共に生きる精神が表現されています。この自然の穏やかな世界。今日、失われてしまっている世界観だと思います。経済最優先の質を有する時代背景から、自然と敵対する関係の中で人間社会を形成する様になっています。美しく良き自然環境の再生の必要性が理解出来る作品だと思います。...

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販売の変化

2021/11/27軽自動車が灯油販売の為に、童謡を大きな音で鳴らして通り過ぎました。昔、私が幼かった頃のロバのパン屋さんを思い出しました。ロバにパンの販売車をひかせて確か音楽も鳴っていたような記憶があります。当時では珍しいパンを販売していて、美味しかった。豆腐屋さん、さお竹やさん、ポン菓子屋さん、店頭販売ではなくて移動販売をしていました。ポン菓子屋さんは、家のお米を持って行ったような記憶が残っています。市...

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アンリ・ルソーの作品「眠れるジプシー女」の絵の世界を考える

2021/11/26キャンバスに油彩 129.5cm×200.7cm 1897年ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)誰がこんな絵の発想をするだろうか。題材が独自です。ライオンと人間がお月様のもとで仲良く月の光を浴びています。絵の世界に価値を置いた制作態度です。絵の主義ではなくて、絵を通しての伝達内容を有しています。...

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生活意識

2021/11/26満期退職以降、もう3年と8か月が過ぎようとしています。来年の3月でまる4年になりますが、その内2年はコロナ禍という事で終わるのかどうか、分かりません。このままの収束を願っていますが。願っているのは、大人から子供まで多くの人々がそう願っていると思います。いつまで続くのか、続くというこれからを想うと暗い気分になってしまいます。まぁ、しかし、こうした状況は状況として、私自身の日々の生活の有り様はよ...

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