私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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普賢菩薩像 (東京国立博物館)

2022/9/30絹本着色  159.1cm×74.5cm  平安時代・12世紀普賢菩薩像<梵名のサマンタバドラとは「普く賢い者」の意味であり、彼の世界にあまねく現れ仏の慈悲と理智を顕して人々を救う賢者である事を意味する。wiki>*普く:あまねく(広く行きわたる)白い像に乗っています。確かに慈悲<楽を与える慈と苦を除く悲とをいう。>のいつくしみあわれむ情け深い心を感じさせる絵です。...

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十一面観音像(奈良国立博物館 )

2022/9/29絹本着色 169.0cm×90.0cm  平安時代・12世紀 奈良国立博物館<十一面観音(じゅういちめんかんのん)、梵名エーカダシャムカ (एकदशमुख])は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、六観音の1つでもある。頭部に11の顔を持つ菩薩である。wiki>平安時代の仏画の優美さが見られます。...

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千手観音像(東京国立博物館)

2022/9/28絹本着色  138cm×69.4cm  平安時代・12世紀<千手観音(せんじゅかんのん、梵: सहस्रभुज、サハスラブジャ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。「サハスラブジャ」とは「千の手」あるいは「千の手を持つもの」の意味 wiki>つまり、千の手と千の眼を持ち、生きとし生けるものを救う。...

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「失われた時を求めて」第七篇 文庫第十四巻「見出された時Ⅱ」プルースト作 吉川一義 訳 (岩波文庫):文庫の最終巻

2022/9/28何をどう表現するのか、その方法論の記述として捉える事が出来ると思います。一瞬一瞬の時空間と私の心の変遷に向き合って客観的に言葉で表現するという手法を用いています。それは、確かに失われた時の言葉を使った失われた時の描写です。だから、そういう時のそうした心の有り様は感覚を通しての理解が成り立ちます。P136の10行目「まるで人生は、どれほど異なる図柄を織りなそうとしても、限られた数の糸しか所持して...

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両界曼荼羅図(教王護国寺ー東寺)

2022/9/26両界曼荼羅(真言院曼荼羅、西院曼荼羅)のうち金剛界曼荼羅 両界曼荼羅(真言院曼荼羅、西院曼荼羅)のうち胎蔵曼荼羅平安初期、9世紀の作<曼荼羅(まんだら)とは密教で生まれた絵で、仏様の世界や悟りの境地が描かれています。><密教とは、大日如来を本尊とする仏教の一流派。><大日如来(だいにちにょらい)は、真言密教の教主である仏であり、密教の本尊>不思議と心惹かれる世界です。まさに、世界観を表現し...

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