私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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新しい作品制作5:考察⑩

2021/3/13
安満遺跡公園12-17
カテゴリー「昔の絵画作品に思い、学ぶ」で空と雲のある絵を26作品見て来ました。当たり前なのですが、一点一点異なっていて、画家の絵に関わる考え方の違いがよく分かりました。
言葉としては、”空と雲のある絵”という一つだけなのですが、この言葉から発想されるイメージは、この言葉を読まれた、あるいは、聞かれた一人一人において全く違っています。
発想されるイメージは、その人の感性に基づいたものだと思います。どんな空を想像してどんな雲を想像するかは、一人一人違っています。だから、発想されるイメージは、実にかけがえのないものなのです。その発想されたイメージをどう絵にするのかは、絵を創る人の考え方によっています。
私は、絵創りの出発点は、言葉と関わる発想されるイメージだと考えています。そのイメージの美しさや良さを認識された表現内容を通して絵として創り上げて行く事が制作だと考えています。これは、制作の前提にあたる考え方です。そして、創り上げ方は画の六法にあたると考えています。

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