私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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ものの見方

2020/9/27
東寺 (6)
キュビスム(立体派)と呼ばれている絵画技法が有ります。キューブ(立方体)を見る見方を変えて立方体を絵にするとどんな絵になるのか、という思いつき(発想)に基づいていると思います。
立方体を上から下から斜め右上から斜め左上から斜め右下から斜め左下からという具合に、色んな視点から一つの立方体を見て、そのそれぞれの視点から見た立方体の絵に一つの立方体を分解します。
キュビスム以外の立方体は一つの視点から見た立方体の絵です。全く見方が違っています。そうして、分解した立方体を一つの絵に再構成します。そうすると、あの訳の分からないピカソの絵になります。見方を変える事で同じモチーフでも全く違ったものが出来てしまいます。
創意とは、新しい思いつき(発想)や独創的な考えを意味しています。あれこれ考えて新しい独創的な考えを生み出す創意工夫は、とても大切な精神だと思います。
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