2023/09/29 心ひかれる作品 病草紙(やまいのそうし) 歯の揺らぐ男(国宝) 25.9cm×38.3cm 病草紙(やまいのそうし)は、平安時代末期から鎌倉時代初期頃に描かれた絵巻物。<歯周病(以前は歯槽膿漏と呼んだ)により歯がぐらついた庶民の男が、用意された食事を前に口を大きく開けて妻にその様子を見せている。並べられた飯や一汁一魚二菜が巧みに描かれ、当時の食生活の様子や内容がうかがえる。wiki>今日でも見られる光景です。ずっと昔からの病気です。今日に至るまでどれだけ... 続きを読む
2023/09/28 制作意識を考える 絵の世界を考える:今回の制作 「絵の世界はモチーフの表現方法によって決まって来る」、この認識に従って今回は絵を創ります。古今東西、様々な絵を見て来ました。そして、上記の認識に至りました。今回は、花や風景などではなく題材(モチーフ)を高校教諭であった私の経歴から卒業アルバムの画像をモチーフにします。創る絵のモチーフがぐっと近くになったように感じます。生徒達の様子が写っています。その様子の一場面をモチーフにしました。そこから入って... 続きを読む
2023/09/27 制作意識を考える 絵の世界を考える・29 絵創りの手法は絵を創ります。色や形やマチエール、構図や画面空間、モチーフがその手段になります。例えば色や形を抽象的に表現するのと具象的に表現するのとでは出来る絵は違って来ます。つまり、手法の違いによって同じモチーフでも違った絵が創られます。手法とはモチーフの表現方法です。モチーフをどう表現するかによって絵の世界は違って来ます。例えば少女をモチーフにしてその少女を写真のように描写すれば写実主義、その... 続きを読む
2023/09/26 制作意識を考える 絵の世界を考える・28 オードリー・カワサキ氏の作品です。スタイルはポップシュルレアリスムです。<マンガを中心とした日本のサブカルチャーに影響を受けて育ったこともあり、日本人に親しみやすい絵柄である。~~キャンバスに利用しているのはウッドボード。木目が生み出すナチュラルなユラユラ感が、幻想的で耽美な世界観をより引き立てている。Artpedia>絵の世界を創り上げるヒントに繋がる絵です。1982年生まれの若いアーティストです。息づいて... 続きを読む