2023/06/04 ある画家の絵画作品を考える 宮川 春水(みやがわ しゅんすい)の作品「三味線を弾く美人図」 紙本着色 44.7cm×54.9cm 江戸時代:暦(1751-64)-明和(1764-72)年間頃 東京国立博物館<宮川長春の晩年の門人~~独自の可憐で繊細な画風を成した>三味線を弾いている様子が表現されています。家屋にその音色が響き渡っているような感じがします。... 続きを読む
2023/06/03 ある画家の絵画作品を考える ディエゴ・ベラスケスの作品「卵を調理する婆」(風俗画) 油絵 99cm×169cm 1618年 ナショナル・ギャラリー (スコットランド)<スペイン人画家。国王フェリペ4世の宮廷における最高の画家であり、スペインの黄金時代を築いた重要な画家の一人である MUSEY><スペインのセビーリャに居た時のもの~~写実主義で~~キアロスクーロと呼ばれる光の明暗を使った技法が施されている。MUSEY><キアロスクーロ:イタリア語で「明-暗」という意味で、美術においては、明暗のコントラスト(... 続きを読む
2023/06/03 ある画家の絵画作品を考える 小川 破笠(おがわ はりつ)の作品「犬と戯れる遊女と禿(かむろ)図」 禿(かむろ):遊廓の女郎見習いの少女たち絹本着色 江戸時代:享保元年(1716) 東京国立博物館<江戸時代の俳人、漆芸家。また肉筆浮世絵を描いた>一つの艶やかな世界観が創られています。... 続きを読む
2023/06/02 ある画家の絵画作品を考える ピーデル・ブリューゲルの作品「婚宴の踊り」(風俗画) 油彩パネル画 119.4cm×157.5cm 1566年 デトロイト美術館<ブラバント公国(現・オランダ)出身のオランダおよびフランドルのルネサンス絵画における最も素晴らしい芸術家、画家、版画家である。MUSEY><16世紀、皇帝や教会は踊りを悪魔の業として、厳格な規範を設けていた。人々は、腕や脚を揺れ動かすこと、大声で笑うことを禁じられていた。ブリューゲルは、皇帝や教会に対して、自由気ままな農民層を滑稽に風刺的に描写して... 続きを読む