狩野正信の作品「周茂叔愛蓮図(しゅうもしゅくあいれんず)」を考える

2021/10/12
周茂叔愛蓮図
紙本墨画淡彩  84.7cm×33.2cm 15世紀  九州国立博物館 国宝
室町幕府の足利義政の御用絵師でした。室町時代から明治に至るまで400年にわたって受け継がれた狩野派の初代です。この絵は、中国の故事を題材にしています。画面の奥行きが創られています。画面空間が意識されています。遠くに在るものはぼやかして、近くに在るのものはくっきりと描く、空気遠近法が使われています。

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