回帰

2021/9/18
安満遺跡公園23-5
このブログのカテゴリーの<ある画家の絵画作品を考える>で、最近は、主に明治時代の日本の画家を取り上げています。
明治時代の絵画作品には、気骨や気概や気品が有ります。この精神性はどこから生まれて来るものなのか、この問題を考えると、時代背景というものに考えが及びます。
江戸時代の鎖国から、国を海外に開き、西洋の国の制度や文化と関わり、その制度や文化を日本社会に輸入し、それらの西洋の国々に勝るとも劣らない国家を建設しようとする世の中の気運が有ったように思われます。
気骨<自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気。>、気概<困難にくじけない強い意志・気性。>、これらの精神性から、品位<気高く尊敬を買う人徳と、品格に満ち満ちている様をいう。>。つまり、気骨や気概の精神性は、品位を生み出す原動力だったのではないかと思われます。時代の健全な気運が人の品位を高めたのだと思います。
そして、時代は移り変わり、今、我が国の主体性が、日本はどうなのですかと、世界から問われている時代だと認識しています。こうした時代認識において、気骨や気概や品の有る精神性への回帰は価値が有ると思います。

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