葛飾北斎の作品「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を考える

2021/7/20
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
25.7 cm × 37.9 cm   1831-33年(天保2-4年)頃
北斎の画面空間は、画面の外に広がります。これは、一つの特徴です。絵は世界的にも知られている有名な名画です。この独創性は、この発想、ひらめきは北斎の個性です。また、この構図が、富士山の静と浪の激しい動きの対比を創り、お互いに更にその静けさと動きを増しています。このダイナミズム。浪の色彩が美しく感じられます。特に優れた才能が充分に発揮されています。

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