私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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感謝の念

2021/7/6
城跡公園20-4
どうにも嫌なもの・事・人は、嫌である。この認識に立って、私は人生を歩んで来たように思います。嫌なもの・事・人から逃げる、関わらない、避ける、そうして、逃げた、関わらない、避けた新しい世界と関わって来たような、そんな生き方をして来たように思います。
嫌だという直感、そこから逃げる、その世界と関わらない、避ける手立てを知恵として持ち、新しい世界と関わって来ています。ところが、感情は嫌なもの・事・人と嫌だという感情で関わろうとします。この自己矛盾、面白いものです。
嫌だから避けている関わりに、嫌だという感情で関わってしまう、そんな自分を見つければ、それは自己矛盾だと冷静に判断して、その関わりに距離を置かなくてはいけません。なぜなら、嫌だというもの・事・人から逃げる、関わらない、避ける世界に生きる事が、私には価値が有るからです。
そういう意味では、逃げた・関わらない・避ける世界に生きる契機としての嫌なもの・事・人なのだから、感情に任せて嫌な世界に入って行くのではなくて、その感情を否定した世界に生きている事に対しての強い感謝の念を自覚する事が大切です。
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