私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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価値観

2021/6/13
安満遺跡公園19-2
数人の子供達の大きな笑い声が、室内から外に漏れて聞こえて来ます。楽しそうな笑い声です。きっと、室内遊びをしているのだろうと推察します。私が、小学生高学年の時に、同じクラスの男女仲良しグループで遊んだ遠い昔を思い出しました。そう言えば、そんな楽しい男女のお遊び仲間は、その時だけでした。
私の大学までの学校生活において、私が経験した限りでは、いじめはなかった。いつの頃からか、いじめというものが現れ始めました。私達の世代は、自分の事で精一杯の生活だったからかも知れません。そう、個々人が自尊心と他への抵抗感が強く、自分を主張していました。
価値の多様化という言葉が有ります。価値を多様に認め合う事です。しかし、いじめは、ある価値に集約しようとその集約された価値以外を排斥します。そんな他人の価値を踏みにじって、あるいは、集約される価値観を異なる価値を有する他人に押し付ける、いじめの質がこのようなものなら、いじめの実質は、価値観の一元化です。
何の軸も無く、価値観の多様を認め合う事は、逆に、価値観の一元化をもたらします。この軸になるものは、宗教観です。信じられる心の糧です。日本国においては、広く神であり仏様です。神社仏閣が教えるところの人の生きる道、道徳、その心を子供達に教える事は、人の生きる軸を形成して行く欠かせない価値だと思います。


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