私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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新しい作品制作7:考察⑥

2021/6/9
城跡公園18-5
絵の質は、気韻生動で、「風格と気品が有り生き生きとしているさま」です。この質を私の絵でも探求しています。どうすれば、生き生きとした絵が制作出来るのだろうか。現在の制作の一番の問題意識です。
技術の側面から見てみると、昔の絵画作品から教えられるのは、対象物が骨格のしっかりとした輪郭線で描写されている、この事が、絵の生き生きさを産み出していると見ています。そういう意味では、輪郭線が重要になります。
もちろん、技術の問題だけではなくて、イメージとの対話やそのイメージの感性認識、発想や直感、そうしたものが息づいている絵を形作る源になります。
だから、対象物の輪郭線を意識して、その輪郭線を線として意識して、つまり、ペインティングではなくてドローイングという意識から、対象物を写実的に描写しながら、イメージとの対話やイメージの感性認識や発想ひらめきに価値を置く、そういう質の制作をすれば良いと考えています。

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