居場所作り

2021/3/16
城跡公園12-20
今日の新聞報道によると、女性の自殺者の内で高校生が140人と前年比で75%増加したとの事です。この数字は高校の教員しか勤めを知らない私にとっては、衝撃です。
もっと、周りの人達が支えないと気づかないと、と、思ってしまいます。しかし、自殺者の心理は分からないものです。もちろん、誰を責める訳でも有りません。きっと、私が自殺した生徒と関わっていれば、おそらく、驚き自らの無力を知るばかりだと思います。
ただ、私の経験から見ると、居場所作りがうまく出来なかったのではないかと推測します。視点をずらす、心が穏やかにくつろげる、そんな居場所が無かったのだろうと思います。
かって、卒業した生徒の母親が卒業式の際に、私にお礼の気持ちを述べられた事が有りました。その生徒はよく放課後に親友と一緒に、または、自分一人で美術教室に来て、居残り制作をしていました。それが、そうする事が彼女にとっては、心安らぐ居場所だったのです。そんな、お話しを母親がされて、私に感謝されました。私は、全く気付かなかったし、そんな彼女の気持ちも知りませんでした。定期試験の放課後や試験前の放課後もよく来ていた訳が分かりました。本人にとっては好きな事だったという一面も手伝っているとは思います。
コロナ禍での居場所作りをなんとか工夫して、これ以上の自殺者が出ない事を願うばかりです。


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