私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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世代間の違い

2021/3/9
安満遺跡公園12-15
私の父の時代の庶民の生き方の価値観として、滅私奉公という言葉が当てはまると思います。ご主人様にお仕えする際に、我が心を滅して、ご主人の命令に応じて行動する事です。これは、立身出世主義や故郷に錦を飾って帰るという生き方に繋がりました。
ハラスメントという言葉が有ります。嫌がらせ。いじめです。これは、こんな被害を受けたという被害を受けた弱い者が主張する事で成り立つものです。加害者の意識に関わりなく、こんな嫌がらせを受けましたと、主張する者が弱い者で、その行為をした者が加害者つまり強い者として関係づけられます。パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラ、セカンドハラスメント等々言われています。
パワハラ防止法は、職場いじめの防止を目的として昨年(2020)6月から施行されています。この法律が成立しているように、時代は世代間の生き方の違いを生み出しました。と共に、新たな社会規範が人間関係の構築において示されています。
上意下達、トップダウンだけではパワハラといういじめが生まれてしまいます。職場の人間関係の構築においては、相互理解に価値を置く考え方からトップダウンとボトムアップという相関関係に価値を置いて、組織の活性化を図ろうとしています。また、こうする事で人間関係の固定化を防ぎ流動化しようとしています。世代間の違いが指摘されている時代が続いているようです。


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