私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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新しい作品制作4:考察⑥

新しい作品制作を考える
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2021/1/7
安満遺跡9 -6
昨日のロンドン・ナショナル・ギャラリー展を見て、つくづく名の伝わる昔の画家の絵は、展示されている絵の中でも見とれてしまいます。
そうでない作品と比べて、作品が生き生きと息づいているのです。やはり、名を残す作品は、その作品を残そうとする人達によって後世に伝えられて行きます。だから、美術は価値観を伝えて行く文化です。
その伝えられて行く作品の質は、作品が息づいていて生き生きとしているのかどうか、それを、美しさや良さという価値に置き換えても良いと思います。
同時に行われていた「米・仏・独・英の現代美術を中心に」の展覧会の作品群は、既成の絵画観とは異なる質の絵でした。絵の何に価値を置くのか、美しさや良さや息づいて生き生きとしているとかという絵の価値ではなくて、絵の制作方法自体に価値があったり、絵の象徴性に価値を置いたり、絵の視覚に訴える訴え方に価値を置いたり、表現材料の質感だけに価値を置いたり、などが有ったように思います。だから、”質が異なっている異質な絵の価値観が有ります”、というのが現代美術だと思いました。


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