「フィンセント・ファン・ゴッホ」の作品価値に思い、学ぶ①ー心の豊かさ
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2020/12/26
「黄色い家」 フィンセント・ファン・ゴッホ :キャンパスに油彩 72cm×91.5cm
1888年9月 ゴッホ美術館
後期印象派の代表画家の一人です。このポスト印象派の画家、セザンヌやゴーギャンも合わせて、当時は、世に受け入れられませんでした。逆に、その当時、広く世に受け入れられていた作品が、今日では、知られていません。
世に受け入れられるかどうかは、画家の日々の生活に直接関係していますが、作品が後世に伝わって行くかどうかとは、違ったレヴェルのお話しです。歴史がそれを物語っています。
この絵には、激しさと穏やかさが内在している凄く心豊かな作品だと思います。私は、時代が変わろうと人の心、その感性は変わらない考えています。
世には知られていない作品を残す人々の豊かな心が、価値観の伝承、広く文化の伝承に繋がって行きます。