私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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穏やかに

2020/6/3
城跡公園 (2)
この年になると多くの死と関わって来ました。その死の中でも心に残っているのは、同僚の自殺でした。近所のお寺さんの境内に有る大木を使っての首つり自殺と聞いたのを今でも覚えています。なぜ、自殺したのかは知りません。お葬式で棺の中の彼の顔を見た時、苦しそうな表情をしていました。その事を戦争体験されたご老人にお話しした際に、戦地で苦しそうな表情で亡くなられた多くの人を見たと仰っていました。寿命が尽き死に至る死に顔は、仏のような穏やかな顔をされていますが、不本意な死に顔はそうではありません。やはり、寿命が尽きて穏やかな顔で死にたいものです。
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