2020/10/26葛飾北斎 富嶽三十六景「 礫川雪(こいしかわゆき)ノ(の)且(あした)」:浮世絵
「私の制作を考える」において、対象の美しさの描写表現と絵の美しさの創造表現との関わりを考えています。
主題は「富士山と人々の生活模様」です。この主題に応じて、富士山、降雪の翌朝、小石川の茶室がモチーフ題材となっています。
生き生きと表現されています、骨格のしっかりとした線で対象を確実に把握しています、構図をしっかりと決めています。対象の美しさは描写表現されています。
主題においてモチーフを決める、その決め方の構想に予めの絵のイメージが求められます。この絵のイメージが制作の出発点だと思います。