2020/10/23『動植綵絵(どうしょく さいえ)』の内「老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)」:伊藤若冲
実在しているがごとく生き生きと表現されています。この白鳳の羽の材質感(マチエール)に凄いものを感じました。
若冲は、昨日も書きましたが、「表現材料の材質表現と表現する対象物の材質感が一致するところに美しさ」を求めて制作をしていると思います。
北斎の浮世絵も同じように生き生きしています。そして、構想力において美しさを創ります。
美しさをどう創り上げて行くのか、両者共、方法として自覚されています。学ぶべき観点だと思います。