私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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「骸骨ビルの庭」全2 巻 宮本 輝(講談社) 

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2020/5/13

骸骨ビルの庭

私はこの作家の作品を比較的多く読んでいます。どの作品でも、他人への思いやりや優しさを物語ります。この作品は、併せて、涙と笑いも有って心豊かさが綴られています。設定場所は大阪の十三。私は大阪生まれの大阪育ちなのでよく知っている土地柄でのお話しです。大阪のおおらかな文化、自分も他人も許して行く精神風土。けんか腰に他と争いギスギスする様な関係性を構築する事は大阪文化にはじかれて行きます。人々が残して行くもの伝承されて行くものは文化です。大阪弁に感じられる人間臭い親しみやすさと落ち着いた色の強いまろやかさ。たえず、向き合っている自分の現実に自分なりの心で誠実に関わろうとする主人公です。

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