2020/10/17葛飾北斎 富嶽三十六景
「東海道(とうかいどう)江尻田子の浦略啚(えじりたごのうらりゃくず)」
:浮世絵 1830年頃
気の充実した生き生きとした表現、骨格のしっかりとした線で対象を確実に把握する、構図をしっかり決める、対象の形に応じて写実的に描く、対象に従って色を付ける。果たして、北斎はどんな古画を参考にしたのだろうか?
構想力が抜きん出ているのだと思います。何をどうするのか、この発想(思い付き)は、北斎漫画が伝えているような絶えず飽きる事の無いデッサンを基にしているのだと思います。この持続される継続される精神は学びに値すると思います。