2020/10/14葛飾北斎 富嶽三十六景「東海道(とうかいどう)金谷(かなや)ノ(の)不二(ふじ)」
浮世絵 1830年頃
当時の渡し場での仕事風景です。実に面白い絵だと思います。
川の流れの表現、働く人達の様子の描写、活気づいています。巧いと思います。
やはり、北斎は表現内容の表現に重きを置いて、画面空間を創っています。絵としてまとまっているのは、構図がよく工夫されているからだと思います。
認識された美しさが表現したい表現内容となり、その認識された美しさ、つまり、表現内容をどう表現するのか、あれこれ考える事の大切さを、学びます。