参考にする画像と創ろうとする絵との関係は、全くイコールではない。画像を模写する事は画像の像を模写するだけの意味しか持たない。全く材質が異なるので同じイメージでも表現される意味合いは違って来ます。例えば、花の造花は様々な素材で作られていますが、それぞれが作られた素材によって同じ花でも受ける感覚は異なります。従って、同じイメージでもスマホ写真の画像とアクリル絵の具で創られた絵とでは受ける感覚の意味合いが異なります。イメージを通しての良さや美しさを絵として創り上げるのです。表現するイメージの意味内容を求める事です。