竹久夢二 の女十題「黒猫」
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2020/10/8
竹久夢二 女十題「黒猫」:紙の上の水彩画 39.5cm×29.5cm 1921年
日本的なるものを探っています。竹久夢二の絵は実に日本的です。
モチーフは黒猫と当時の女給さんの雰囲気を持っている女性です。モチーフを言葉にすると、これが日本的なモチーフだといえるものでも有りません。
この絵が持っている叙情性が日本的なものだと思います。また、描写も写実的な描き方で、決して見たままあるがままの写実描写では有りません。
この繊細な叙情性が日本的なものだと思います。また、この繊細な叙情性が絵の主題テーマとなって表現されている表現内容だと思います。
参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
叙情(抒情、じょじょう)について、ーーー広義では非常に感慨深い様子、対象に対して情緒溢れるものを感じること、胸が締め付けられるような切なさを超えた深い感動を指すもの。