私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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地獄草紙:じごくぞうし(奈良国立博物館)

地獄草紙 奈良博本 鉄磑所
地獄草紙 奈良博本 鉄磑所 平安時代~鎌倉時代 12世紀
1巻 紙本 著色 墨書 巻子 26.5cm×454.7cm 
<人間は生前の行いにより、六道と呼ばれる六つの世界のどこかに死後生まれ変わるという考えが仏教にある。六道とは、天道、人道、畜生道(ちくしょうどう)、阿修羅道(あしゅらどう)、餓鬼道(がきどう)、地獄道(じごくどう)という六つの世界。その一つである地獄は生前に重い罪を犯した者が堕(お)ちる転生先で、なかには様々な地獄があって、様々な責め苦が行われる。奈良国立博物館>
"鬼卒たちが亡者を鉄の臼で磨り潰している「鉄磑所」(てつがいしょ)"です。鬼畜という人としての倫理観や道徳観に欠如する人格欠損の人達がいます。きっとそうした鬼畜はこの地獄道というあの世に逝ってしまうと信じています。