2023/09/29 心ひかれる作品 病草紙(やまいのそうし) 歯の揺らぐ男(国宝) 25.9cm×38.3cm 病草紙(やまいのそうし)は、平安時代末期から鎌倉時代初期頃に描かれた絵巻物。<歯周病(以前は歯槽膿漏と呼んだ)により歯がぐらついた庶民の男が、用意された食事を前に口を大きく開けて妻にその様子を見せている。並べられた飯や一汁一魚二菜が巧みに描かれ、当時の食生活の様子や内容がうかがえる。wiki>今日でも見られる光景です。ずっと昔からの病気です。今日に至るまでどれだけ治療薬や治療方法の進展が有ったのか知りたいところです。