2023/09/19
「絵の世界」を考える・21
コンセプチュアル・アート ジョゼフ・コスースの作品「1つと3つの椅子」です。<もはや絵画や彫刻という形態をとらなくても、構想や考えだけでも芸術とみなすというものである。概念芸術ともいわれる。そのルーツは、マルセル・デュシャンのレディメイド作品「泉」までさかのぼることができる。~~コンセプチャル・アートの代表作家は、ジョゼフ・コスースである。彼の代表作品『1つと3つの椅子』は、実物の折りたたみの椅子と、その椅子の原寸大の写真、そして辞書から引いた「椅子」の説明文からなりたっている。~~Artpedia>このアートの概念は理解出来ますが、この作品の解説文を読んでも理解が難しい。しかし、これがこのアートの作品の特徴です。難解で感性とはなかなか接しない面を有しています。私の学生時代に最も流行していました。当時は学生運動が反体制運動として盛り上がっていた時でもあったので、この学生運動の理論も難しかったのですが、こうした時代背景とも重なってポストモダンアートの隆盛があったと考えられます。そう言えばスーパーリアリズムがアメリカから輸入されていました。私は私の絵の世界観を求めているところです。