私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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「絵の世界」を考える・20

ペプシ
ンディ・ウォーホルの作品「ペプシ」(1962年)です。ポップ・アート<広告や漫画、大量生産されたありふれた物など大衆文化のイメージを絵画に取り入れて、伝統的なアートに対抗した。その目的は、多くの場合、(貴族主義やエリート主義ではない)漫画や広告などの大衆文化のイメージを芸術に利用することで、あらゆる文化の平凡でキッチュな要素を皮肉的に強調することにあった。Artpedia>です。私は抽象表現主義は理解出来てもこのポップ・アートはなかなか理解出来ませんでした。<ポップ・アート(Pop art):ポピュラー・カルチャー上のイメージを使ったファイン・アート。ポピュラー・カルチャー(popular culture):大衆文化。雑誌、新聞、マンガなど。ファイン・アート(fine art):伝統的な絵画、彫刻などの美術。学校の美術や歴史の教科書に掲載されているような古典的作品。Artpedia>これらの文脈を認識している事が前提になっています。だから,<ポップ・アートとミニマリズムは、ポストモダン・アートに先行する芸術運動、あるいはポストモダン・アートそのものの初期の例であると認識されている。Artpedia>と、なります。この文脈を知っていないと理解が進まない絵はその質においてモダン・アートとは異なります。今ならなるほどなぁと理解出来ます。私の位置はモダン・アートの質であってポストモダンの質ではない位置にあると捉えています。<*キッチュ (ドイツ語: Kitsch) とは、「俗悪なもの」「いんちきなもの」「安っぽいもの」「お涙頂戴式の通俗的なもの」 などを意味するドイツ語で、文化批評用語として用いられる。wiki>