2020/10/5葛飾北斎 富嶽三十六景「東都(とうと)駿臺(するがだい)」:浮世絵 1830年頃
富嶽三十六景の主題テーマは何だろうという問題意識を持って、幾つかの富嶽三十六景の作品を見ていると、「それぞれの場所の富士山と人々の生活模様」が、主題テーマではないだろうかと思います。
この主題テーマに基づいて、それぞれの場所の人々の生活の様子がモチーフとなり表現されています。そして、その生活の様子に合わせた風景が描かれています。
次回の作品の主題テーマをどうするのか、今回の「日本的なもの」という主題テーマを続けるのか、違ったテーマにするのか?よく考えようと思います。