私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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エゴン・シーレの作品「しかめ面の自画像」

しかめ面の自画像
黒チョーク、ガッシュ、紙 45.3cm×30.7cm  1910年 レオポルド美術館 (オーストリア)
<ムンクが北欧の風景を背景や共鳴胴として作品に用いたのに対し、シーレは感情の噴出を吸収するのではなく、共鳴する絵の枠の中に彼自身を閉じ込めた。その結果、シーレは絵画の中で、特徴的な疎外感とともに、「音」と「イメージ」のより大きな強さを誘発することに成功している。MUSEY>
なかなかシーレの訴えるような迫って来るような人なつっこい野心とその人間性を有した絵から離れられない。不透明水彩を使って平坦な材質感を表現し、黒チョークでその材質感のアクセントを創っています。