ゴッホの作品「草むら」です。モチーフが草むらです。どこにでも現在にでもある草むらです。その草の生命力が表現されています。筆使いがゴッホの絵の絵創りの技です。この技がゴッホ自身の個性表現に実に適しているからです。個性表現とは、これは誰それの絵だと認識するその絵の個性です。絵創りの考え方とその考え方に基づく制作の根拠となる各自の感性によっているものが個性です。構図、材質感、色使い、ゴッホは筆使いと関わる対象の輪郭線や形の表現の仕方においてドローイングとペインティングの同時性を技としています。今回の制作の下絵は出来たのでこの技を倣ってみようと考えています。