私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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「絵の世界」を考える⑪

種まく人
ゴッホの作品「種まく人」です。堂々と誇りを持って種をまいています。この人物の表情が主題テーマです。よく分かります。時代を越えていると生きている時代には認められない、この点に絵の興味深さがあります。人が美しさや良さを感じるその感性は、生きている時代に規定されるものなのかどうか。<フィンセント・ウィリアム・ファン・ゴッホ(1853年〜1890年)は、オランダ人のポスト印象派の画家であり、西洋美術史において最も有名で、最も影響を与えた芸術家である。たった10年の間に、約2100の作品を生み出し、うち860点は油絵で、風景画、静物画、肖像画、自己肖像画などで、大胆な色彩と、現代美術の基礎となった劇的で、衝動的で、表情豊かな筆使いが特徴となっている。その作品のほとんどは、彼の人生最後の2年間に制作されたものである。ゴッホは、精神疾患と貧しさに苦しみ、37歳で自ら命を絶った。MUSEY>少なくともゴッホ自身は時代の感性を越えていました。