私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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「絵の世界」を考える⑨

糸杉と星の見える道
ゴッホの作品「糸杉と星の見える道」です。夜道に白色が表現されています。この考え方に驚きます。まさに絵の効果を狙っての表現です。それほど、星を明るく感じたのだと想像します。夜空の星の輝きに白色を入れて夜道の道に白色を入れる事で星の輝きをより良く表現しています。何を絵としてどのように表現するのかという考え方とどういう絵をどのように創るのかという考え方では絵の考え方が異質です。古くから伝えられている絵の考え方は前者です。後者は方法論としての絵創りだと考えています。今日は方法論としての絵創りが絵創りの考え方として正当性を有しています。