油彩 94cm×74cm 1894年 ムンク美術館 (ノルウェー)
<《叫び》と比べると《不安》のほうが薄暗い色遣いであるが、ヨハン通りの桟橋、オスロ・フィヨルドと海岸線、湾に浮かぶ2隻の舟、教会といった画題は同一のものが描かれている。両者の違いは、《叫び》ではムンク個人の恐怖体験が主題である一方、《不安》は集団が抱く絶望や不安の感情が一貫して表現されている。MUSEY>
モチーフを通して人々の不安と絶望を表現しています。モチーフと主題は同時性を有して探求されています。不安と絶望のイメージを絵にしています。