2023/07/16 心ひかれる作品 葛飾北斎の作品「冨嶽三十六景・五百らかん寺さゞゐどう(ごひゃくらかんじさざいどう)」 横大判 錦絵 江戸時代・19世紀<現在東京目黒にある五百羅漢寺は、もとは本所大島にありました。さざえ堂と呼ばれた螺旋(らせん)構造の通路がめぐる三階建ての建物があり、階上の見晴台からの眺望が評判でした。文化遺産オンライン>後ろ向きに富士山を見る人達を描いています。構図によって遠近を創り出しています。実に巧みな描写力によって人々の動きを表現しています。無駄のない計算され尽くし洗練された構図です。