映画鑑賞⑱

2022/10/29
自然文化圏-1
「ガタカ、グランド・イリュージョン、大列車強盗、ある日どこかで、ブルース ブラザーズ、ニュー・シネマ・パラダイス、オープン・ユア・アイズ 、ボーン・アイデンティティー、マンマ・ミーア!、メリーに首ったけ」を見ました。
「ガタカ」は、最先端技術が人を支配するのではなくて、どんなにイノベーションが進んでもその技術を扱う主体性を持った人の心が現実を創って行くのだ、という内容がありました。
「グランド・イリュージョン」の作品を見て思った事柄は、映画で何を見せるかは映像を通して何を見る人に伝えるのかその内容であって、どう見せるかという見せ方、目映りの面白さという表層を追い求めるだけでは印象に残らないという認識です。
ラストシーンはその作品を印象付けるものだと思います。「ガタカ」では、悲しみの伴う驚きがありました。「大列車強盗」では、面白い展開になりました。(また、この映画は映画作りを楽しんでいるスタッフ達の楽しさが背景に感じられました。)「ある日どこかで」でのラストシーンは観念的な流れになってしまい映像を通しての伝達内容が伝わって来ませんでした。
「ブルース ブラザーズ」と「ニュー・シネマ・パラダイス」の笑いの質の違いはどこにあるのかを考えると、前者の笑いはどうしてこの破壊のシーンに笑ってしまうのかふと思ってしまいますが、後者の笑いは心から笑える自然な笑いです。「ニュー・シネマ・パラダイス」は、”自分がする事を愛しなさい”というセリフが物語るように、人が生きて行く美しさを伝えていました。
「ボーン・アイデンティティー」は、アクションサスペンス、「マンマ・ミーア!」はミュージカル、「メリーに首ったけ」はラブコメディ、それぞれの定型枠の概念に漏れない安全地帯の内容だったので印象が薄い。やはり、映像を通しての伝達内容を伝える為にどの手法を用いるかをよく工夫されている映画は印象に残ります。 

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