2022/9/17
サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール
油彩 65.6cm×81 cm 1904年~1906年 ブリヂストン美術館
「自然を円筒形と球形と円錐形によって扱いなさい。自然は平面よりも深さにおいて存在します。そのため、赤と黄で示される光の震動の中に空気を感じさせる青系統を入れる必要性があるのです。」
青系統の色合いが入っているのは、上記の考え方から空気感の表現に繋がるからです。昨日の山々の青系統の色合いも同様の考え方で入っていたのです。考え方を色合いと筆致(タッチ)で表現しています。自然の深さを絵として創りたかったのだと思います。
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