2022/5/29
枚方パーク-12
「真実の行方、許されざる者(1993)、バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)、グリーンブック、ブレイブハート、ノマドランド、スティング、ライフ・オブ・デビッド・ゲイル、 THE GUILTY/ギルティ、ヘイトフル・エイト、ミスト」を、鑑賞しました。
映画をどう意味付けるかによってその作品の表現内容が違って来ます。スティングは、映画の楽しさや魅力を充分に表現していて、その魅力がもう一度見てみたいという気持ちを惹き起こします。飽きない質の高さを有しています。スタッフ一人一人の映画創りへの熱情と愛情が伝わって来ます。
ノマドランドは、生きる生きて行く考え方を作品の伝達内容としています。生きるとは生活する事だとする認識を表現しています。その生活と関わる自身の主体的な一貫性に価値をおいています。自分で自分を測る物差しを創り上げている生き様を描いています。印象に残る人の生き方です。
THE GUILTY/ギルティは、演劇で見られる一人芝居です。ほとんど、一人で演じています。映像の変化がなくて最初は少し退屈しましたが、この作品を見る人のイメージ映像が時間の経過と共にお話しの現実感を創り上げて行きます。多くの人の想像力によって引き起こされるイメージが、ほとんど等しく共有されるものとして、状況設定の構想に充分に時間がかけられています。
ある映画で何を鑑賞者に伝えるかの内容は、作り手のその映画で表現する主題(テーマ)表現内容です。ただ単にその映画の物語の面白味だけを追求すると現実感が失われ、作り手の一方的な価値観の押し売りになってしまって、後味の悪さが残る質の低い作品になってしまいます。その映画のある場面を、言葉で意味付けるのではなくて映像の時間の流れから主題(テーマ)表現内容を表現し伝達する工夫が大切だと思います。 

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