2022/04/11
アクリル絵画制作12:考える絵の世界観
2022/4/11
絵の世界を創る色や形やタッチは、創る絵の世界の手段です。創る絵の世界が目的です。北斎の絵は装飾的です。対象の画面上の位置や大きさという構図や構成がよく工夫されています。
北斎の絵は色や形やタッチの手段が構図構成を通して目的化されています。つまり、装飾性を有する美しさや良さを創るという目的は、その手段である色や形やタッチの構図構成によって成されます。
絵師である北斎は刷り師や彫師の制作工程も充分に理解しています。だから色面が巧みに構成されています。その巧みさは、創っている絵の主題(テーマ)が意識されている結果です。
主題(テーマ)ー表現内容ーによって色面を構図構成する絵の世界、結果、装飾性を有する絵になります。この考え方から更に今回の制作を進めて行きます。
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