私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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考える事

2021/12/10
善峯寺-19
私の高校時代の教科書に小林秀雄氏の著作作品が載っていたように記憶しています。印象に残っている内容は、ものの見方や考え方について、でした。今から思えば自分で物事を考える価値を語っていたのだと思います。
この作品の主題、ものの見方や考え方は、当時の私の謎解きの様なものになりました。何かそういう見方や考え方を身に付けなくてはいけないという想いにとらわれてしまいました。そうした正しい答えがあるものだと、そう、正しい解答があるものだと思い込んでいました。
そんな答え、解答はありません。自分で考えてものの見方や考え方を知って行く事自体に価値が有ります。つまり、自分で考える事です。現実と関わってどうするのか、という方策はよくよく考えなければならない事が有ります。また、そうした方策から導き出される価値を認識する事も大切です。
それらの元は、自分で物事を考える、絶えず自問自答し続け他に答えを求めない精神活動だと認識しています。

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