私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

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東大寺の所有「良弁(ろうべん)上人像」(国宝)

ヒノキ材(カヤ材とも)の一木造 像高92.4cm  平安時代 開山堂安置<衣文線や唇、人中線などのしのぎ立った刻み方、両脚部の厚み、眼球の盛り上がりなどの表現方法には、平安時代初期、9世紀頃の彫刻様式が顕著に現れている wiki>この実在感は素晴らしいものです。平安時代は絵画の大和絵が発達しています。...

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東大寺の所有「執金剛神像」(国宝)

塑造 像高170.4cm  奈良時代 天平 8世紀 法華堂安置<執金剛神とはサンスクリットのヴァジュラパーニ(金剛杵をもつ者)の漢訳で、寺院の山門の左右に立つ金剛力士(仁王)と起源を同じくするが、一対ではなく単独の像として表されたものである wiki>驚くべきはこの造形力です。眼や口や顔の表情表現と金剛杵をもつこの動きの表現。この未来永劫な像は確かに神です。...

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観心寺の所有「木造如意輪観音坐像」(国宝)

<平安時代前期・9世紀の作 像高109.4cmで、1本の木で作られています><如意輪観音は、如意宝珠と輪宝の功徳で衆生の苦を破り、富をもたらし、願望をかなえるとされる観音>かくあるべきお姿としての像です。六本の手を一つの胴体に収める造形力は柔軟な思考から生まれます。自然体な感じがします。...

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