私の「生きる記録」~絵画作品の発表など~

このブログは著作権を主張しています。

菱田 春草(ひしだ しゅんそう)の作品「王昭君図 (おうしょうくんず)」(重要文化財)

2023/5/4 絹本著色 168cm ×370cm 1面 善宝寺蔵{中国漢の元帝が後宮の美女王昭君を匈奴の王に送る哀愁惜別の情景を描いたもので、朦朧体といわれる没線法に精進していた頃の代表作である。文化遺産オンライン}<明治期の日本画家。横山大観、下村観山とともに岡倉天心(覚三)の門下で、明治期の日本画の革新に貢献した>この色使いに目を奪われます。女性の表情の表現も柔らかく魅力的です。...

続きを読む

酒井抱一の作品「風雨草花図」(通称「夏秋草図屏風」)」(重要文化財)

2023/4/23    2曲1双 紙本銀地着色 各164.5cm×181.8cm  江戸時代・19世紀  東京国立博物館*抒情性と装飾表現の自然な統合を目指した、おそらく抱一画の到達点を示す一作ということができる。e国宝<江戸時代後期の絵師、俳人。諸派の画風を遍歴したあげく光琳の絵画に傾倒し、琳派の伝統を江戸の地に定着、開花させた。e国宝>この優美さに心惹かれます。...

続きを読む

長沢 芦雪(ながさわ ろせつ)の作品「宮島八景図(1帖8図のうち)」(重要文化財)

2023/4/22絹本淡彩 1794(寛政6)年 文化庁購入文化財<江戸時代の絵師。円山応挙の高弟 wiki>この絵をどこから見て描いたのか。こうした見おろした構図は雪舟の天橋立図を思い起こします。雪舟に学び倣ったのかもしれません。よく描けています。...

続きを読む

渡辺崋山の作品「市河米庵(いちかわ べいあん)像」(重要文化財)

2023/4/21絹本著色 124.2cm ×59.1cm  江戸時代・天保9年(1838)  京都国立博物館*市河米庵:江戸時代後期の日本の書家、漢詩人。<江戸時代後期の武士~~元々崋山は貧しさをしのぐ目的もあり画業を始めたのだが、それが大きく花開き、また画業を習得する際に得た視野や人脈は、崋山の発想を大きくするために得がたいものとなった wiki>よく描写されていてこの人物の内面にせまっていて、実在感があります。...

続きを読む