• 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」国立国際美術館
    2021/1/6コロナ禍での展覧会なので、主催者側の感染予防がよく配慮されていたと思いました。鑑賞者が混み合わないように工夫されていました。見応えの有るレヴェルの高い作品が多く見られたと思います。クロード・ロランの「海港」の作品が、1644年の制作された年への驚きが有りました。太陽の光の表現が印象派の光りの輝きと同質だと感じたからです。印象派は1870年代以降ですから、200年以上前にあの光が表現されていたのです。...
  • 「皇室の名宝」京都国立博物館
    2020/10/21今年の1月末以来の九か月ぶりの展示会での鑑賞でした。コロナ予防からの事前予約制も有り、多くの人だかりでの鑑賞ではなくて余裕を持って鑑賞する事が出来ました。主に宮内庁三の丸尚蔵館の名品と天皇家に伝来する御物が展示されていました。いずれの作品も保存状態が非常に良かったと思います。絵と紡ぐ物語の展示場では、高階隆兼が絵師の「春日権現験記絵」(鎌倉時代 1309年頃)第3・11・20が素晴らしかった。一人...
  • 京都国立博物館 平成知新館
    2020/1/26特別展示に至るまでの、「雪舟 四季花鳥図」「牧谿 遠浦帰帆図(えんぽきはんず)」「源氏物語葵絵巻」が印象に残りました。「雪舟 四季花鳥図」の力強くとてつもなく大きく確かな信仰心に裏打ちされた世界観と造形力。絵の世界に引き込まれそうになり感動を憶えました。凄い精神力だと思います。紙、筆、墨、の材質を十分に認識していないと表現されえない技量の大きさ。手法は異なっていますが、この技量の大きさと...
  • 「浮世絵コレクション」大阪市立美術館
    2019/9/14浮世絵版画は、世界によく知られている日本を代表するものの一つです。江戸時代の庶民の暮らしで息づいていました。現在の漫画やアニメと同じです。画家ではなくて、絵師として版元に雇われていました。また、彫り師や刷り師との共同作品です。全く当時の西洋の美術界のしくみとは異なっています。色落ち退色していないのが当時の版画絵の具の質の高さを物語っています。歌川広重の東海道五拾三次之内の作品群は、創られ...