2023/06/03 ある画家の絵画作品を考える 小川 破笠(おがわ はりつ)の作品「犬と戯れる遊女と禿(かむろ)図」 禿(かむろ):遊廓の女郎見習いの少女たち絹本着色 江戸時代:享保元年(1716) 東京国立博物館<江戸時代の俳人、漆芸家。また肉筆浮世絵を描いた>一つの艶やかな世界観が創られています。... 続きを読む
2023/06/02 ある画家の絵画作品を考える ピーデル・ブリューゲルの作品「婚宴の踊り」(風俗画) 油彩パネル画 119.4cm×157.5cm 1566年 デトロイト美術館<ブラバント公国(現・オランダ)出身のオランダおよびフランドルのルネサンス絵画における最も素晴らしい芸術家、画家、版画家である。MUSEY><16世紀、皇帝や教会は踊りを悪魔の業として、厳格な規範を設けていた。人々は、腕や脚を揺れ動かすこと、大声で笑うことを禁じられていた。ブリューゲルは、皇帝や教会に対して、自由気ままな農民層を滑稽に風刺的に描写して... 続きを読む
2023/06/02 ある画家の絵画作品を考える 宮川 長亀(みやがわ ちょうき)の作品「吉原格子先の図」 紙本着色 浮世絵太田記念美術館所蔵<江戸時代の浮世絵師>江戸時代、吉原の様子を表現しています。よく観察して描きこんでいます。... 続きを読む
2023/06/01 ある画家の絵画作品を考える ヒエロニムス・ボスの作品「手品師」(風俗画) 油彩 53cm×65cm 1502年 フランス (サン=ジェルマン=アン=レー市立博物館)<ルネサンス期ネーデルランドの画家~~初期フランドル派の代表的画家の一人として広く知られている。MUSEY><見物人たちの視線はばらばらだが、その中の白い頭巾に帽子を載せた男は、手品師の真珠を持つ手を熱心に見つめている。口もとからはカエルがのぞいている。テーブルの上にも、カエルが一匹いる。カエルは悪を象徴している。手品に夢中に... 続きを読む